緊急小口資金特例貸付・必要書類(社会福祉協議会&ろうきん)のQ&A

R2年2月に始まったコロナ自粛、それに伴う収入減少。

その結果、生活費の困窮に悩む方も増えています。

そのサポートとして始まったのが、緊急小口資金の特例貸付

そしてその受付窓口である社会福祉協議会・ろうきん・郵便局には今も、多くの方が殺到し続けています。

この記事では特に、下記の2つの内容をメインにその他、緊急小口資金のQ&Aを、分かりやすくお伝えしたいと思います。

  • 必要書類の詳細
  • 必要書類の入手方法

下記の内容をしっかり把握して、緊急小口資金申し込みに備えましょう

緊急小口資金申請時、必要書類は何?

住民票・ご自身で準備する添付書類・社会福祉協議会orろうきんから入手する提出書類の3タイプです。

以下でその詳細を、お伝えします。

必要書類自体は、社会福祉協議会・ろうきんほぼ一緒だよ

住民票

市役所などの公的機関で住民票の原本を入手しましょう。

住民票は原本であることが必須、住民票をご自身でコピーしたものは使用不可になります。

現住所と住民票のものが一致していることも不可欠です。

そして、住民票を入手の際は、以下の3つの条件について気を付けましょう。

  • 世帯全員記載のもの
  • 発行後3ヵ月以内
  • 原本のコピーは不可

住民票の発行料300円です。その取得場所は上記の通り、お住まいの地域の市区役所や各出張所・サービスセンターなどになります。

平日、市役所などに行く時間が取れない場合でも、土日や祝日に住民票を取れる施設が、各地域ごとにあるかと思います。

これについては、お住まいの地域市区役所HPなどでご確認ください。

あと入手する際の注意点として、以下の2つがあげられます。

  • マイナンバー記載は必要なし
  • 外国籍の方は在留資格・期間の記載が必要

上記の事に留意して、今回の申請用に住民票を新たに取ってそのまま提出すれば、ほぼ問題ないですよ。

自身で準備する添付書類

以下の2タイプの書類をご自身で準備しましょう。

  • 本人確認書類のコピー(写し)
  • 融資額振込先になる口座通帳またはキャッシュカードの写し

本人確認書類のコピーは、次のいずれかです。

  • 運転免許証(住所変更した場合は両面コピー)
  • パスポート
  • マイナンバーカード(保護ケースに入れたまま表面だけコピー)
  • 健康保険証
  • 在留カード(特別永住者証明書)※外国籍の方に限る

通帳がない場合は、振込先口座が確認できるもののコピーが準備できれば大丈夫です。

社会福祉協議会orろうきんで入手する提出書類

上記の2つの受付窓口いずれかから入手する提出書類は、以下の4種類です。

  • 緊急小口資金特例貸付借入申込書
  • 緊急小口資金特例貸付借用書
  • 緊急小口資金特例貸付に関する重要事項説明書
  • 収入の減少状況に関する申立書

入手した際、書類の記載例もついていて、↓の写真の通り丁寧に説明されています。

そちらを参考に書けば、あまり迷わず各書類の記載も可能ですよ。

不明な点があったら、無理せず各受付窓口に電話相談しましょう

必要書類について、社会福祉協議会&ろうきんの違い

↑で少し触れた通り、申請時に必要な書類自体は、社会福祉協議会・ろうきんほぼ同じものです。

ただ各窓口から入手する提出書類は、窓口いずれかそしてその支店により、若干フォームの違いがある場合があるようです。

例えば厚生労働省HPでは、「申請に必要な書類(様式、記入例)」をダウンロードすることが可能ではあります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatsu-fukushi-shikin1/index.html

ですが上記の若干の違いがあるため、これをどの地域でも申請時に使ってよいという訳では必ずしもないとの事。

これは、厚生省の個人向け緊急小口資金・総合支援資金相談コールセンター(TEL 0120-46-1999)に直接電話して確認した情報です。

そこで、以下で各窓口からの提出書類入手方法について、説明したいと思います。

MEMO
住民票とご自身で準備する添付書類以外いずれかの窓口から入手する提出書類は各窓口から入手したほうが、その後の審査もスムーズになる可能性が高いです



緊急小口資金・提出書類の入手方法(社会福祉協議会編)

以下の2つのいずれかで、提出書類の入手が可能です。

  • 電話して書類を請求する
  • インターネットでダウンロード

電話による書類請求

お住まいの地域の社会福祉協議会に直接電話して、緊急小口資金の書類送付を依頼しましょう。

各社会福祉協議会の電話番号は、↓のリンクから確認可能です。

https://www.shakyo.or.jp/network/kenshakyo/index.html

電話請求すると、書類送付は原則翌日になります

インターネットでダウンロード

お住まいの地域の社会福祉協議会協議会HPから、提出書類がダウンロード可能な場合が多いです。

ダウンロードができて、ご自身で印刷が可能なら、そちらの方が申請スピードは上がりますね。

ただ必ずしも各協議会HPならどこでも、書類のダウンロードが可能な訳ではないようです。

その場合、電話による書類請求のみが入手方法になります。

まずは↑のリンクから、お住まい地域の社会福祉協議会HPで提出書類のダウンロードが可能か、確認されるとよいかと思います。

各協議会HPは、↑のリンクからご覧になれます。

全HPから書類のダウンロードが可能なら、便利なのにね

緊急小口資金・必要書類の入手方法(ろうきん編)

以下の2つのいずれかで、ろうきんから提出書類が入手可能です。

  • 電話で提出書類を請求
  • インターネットで提出書類をダウンロードor請求

ここから各方法の詳細について、説明します。

電話で提出書類を請求する

以下の2つの方法があります。

  • 労働金庫連合会・緊急小口資金受付担当に連絡
  • ろうきんの各地域支店に連絡

この際、書類の発送は、基本的に電話受付の翌営業日になります。

MEMO
  • 労働金庫連合会・緊急小口資金受付担当TEL番号 0120-225-755(平日9時~17時)
  • ろうきん各支店の電話番号は、↓のリンクからお住まいの地域の労働金庫HPを見てご確認ください。
  • https://all.rokin.or.jp/info/

電話で提出書類の請求が必須の労働金庫

新潟・北陸・長野・沖縄ろうきんでは、下記のようにインターネットで提出書類をダウンロードあるいは請求ができません。

そのため提出書類請求の手段は電話のみとなります。

新潟・北陸ろうきんの電話番号は、こちらです。

  • 新潟 0120-480-975(9:00~17:00/平日のみ)
  • 北陸 076-231-2162(9:00~17:00/平日のみ)

なお長野・沖縄ろうきんでは一括での緊急小口資金提出に関する電話相談窓口がありません。

必要書類を請求する際は、ご自身で各支店に電話してかたちになります。

各ろうきんの支店電話番号が分かるリンクは、こちらです。

↓のろうきんみたくオンラインで各書類が入手できると、便利ですね

インターネットで提出書類をダウンロードor請求

この場合、ダウンロードするかWeb請求するか、各ろうきんでその選択肢が分かれます。

上記の新潟・北陸・長野・沖縄ろうきん以外の下記ろうきんでも、対応がそれぞれ異なります。

それらについてここから、各方法ごとにお伝えしたいと思います。

インターネットから提出書類をダウンロードできる労働金庫

下記のろうきんがある地域

  • 中央労働金庫がある都県(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木・山梨
  • 四国ろうきん

にお住まいで同都県に住民票のある方は、下記のリンクから必要書類をダウンロードすることが可能です。

ダウンロード後の提出書類印刷は、必ず片面でしましょう

インターネットから提出書類の請求ができる労働金庫

東北・中央・近畿ろうきんのある地域にお住まいで同都県に住民票のある方は、下記のリンクから提出書類の郵送請求することが可能です。
この場合、書類発送は原則として請求日の翌日となります。



提出書類入手後、記入と郵送で注意すること

上記の方法で提出書類を入手後、記入そして郵送の際、下記の2つについてご注意いただければと思います。

確認チェックリストで書類の記入ミスや漏れ・提出忘れがないか必ず確認

せっかく郵送まで完了しても、書類の不備があっては、確認の電話や書類再提出を求められる場合もあります。

そうなると審査~振込完了までの時間がより懸ってしまうことになりかねません。

郵送後の手続きがスムーズに進むよう、提出書類と一緒に手に入るチェックリストを使って、不備のないようしっかり確認しましょう。

確認チェックリストの実物は、↓のような感じです。

くれぐれも、お忘れなく。

郵送前のチェックリスト再確認、ほんと忘れないでね。

郵送は、できたら簡易書留で

また郵送申請の際は、できるだけ簡易書留で送ることをお勧めします。

簡易書留だと郵便局で受け付け後、保管用の受領証が貰えるので郵送証明になりますよ。

受領証の一部写真でお見せすると、↓のような感じです。

郵送申請後、何らかのアクシデントで、書類の最終審査先である社会福祉協議会から一切の反応がない場合も、ないとはいえません。

そのような時の問い合わせで、この郵送証明が何らかの助けになる可能性もあります。

もし…のトラブルへの次善策として簡易書留での郵送申請がベターかと思います。

簡易書留の料金は数百円だし、これで安心できるならいいですよね



緊急小口資金の申請はいつまで?その方法は?

上記のように、両窓口で申請できる緊急小口資金。ここではその申込期限と方法についても、お伝えしますね。

緊急小口資金の申請期限

緊急小口資金の申請期限は、R2年12月末まで延長となっています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13601.html

この投稿を更新時点(R2年9月16日)で、昨日、厚労省から正式発表がありました。

ただ各窓口全てで、R2年末までの申請期限延長が徹底されてるかは不明です。

厚労省と実施主体の各窓口とは、対応が違う場合もあります。

確実な申請期限を知りたい場合は、申請予定の社会福祉協議会や労働金庫に直接、お問い合わせいただくのが最善かと思います。

緊急小口資金の申込方法

社会福祉協議会・ろうきんともに、郵送申請がメインになっています。

ろうきんは特に原則、郵送申請をはっきり明示しています。

社会福祉協議会では一応、対面での申し込みも可能ではあるようです。

これについては↓のリンク記事に詳しく書いてますので、ご覧いただければと思います。

緊急小口資金(社会福祉協議会・ろうきん・郵便局)の申込手続き方法

郵送申請がメインになって、申し込みの際、準備するものが減りましたよ



緊急小口資金、借りられるのはいくら?

借入上限は20万円、この上限は、社会福祉協議会・ろうきんどちらから申請しても一緒です。

今回の特例貸付が始まる前、社会福祉協議会で行っていた従来の緊急小口資金上限が10万円ですから、その倍額になります。

MEMO
上限額も含め、緊急小口資金特例貸付に関する内容は、ろうきん・社会福祉協議会でほぼ変わりはありません。

上限20万で申請できる際の条件も、ろうきん・社会福祉協会経由ともに同じ。

6つある条件のうちひとつに当てはまれば、その上限額まで申し込むことが可能です。

もしその条件から外れても、10万円までの貸付申請はすることができます。

上記の条件6つについては、下記の記事に詳しくまとめてあります。ご覧ください。

コロナ緊急小口資金特例貸付はMAX20万円まで!その条件は?



まとめ

いかがでしたか?

緊急小口資金申込時の必要書類に関して疑問に感じやすいことは、この記事内でほぼ網羅できたかと思います。

この記事をよんだあなたが、スムーズに緊急小口資金を借りられて、生活の中で少しでも気持ちの余裕が持てるよう祈っています。

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